以下、マイナーチェンジ時の記事です。
2006年03月10日
ロングセラーの250ccスクーター「フュージョン」をマイナーモデルチェンジし発売
Hondaは、ロー&ロングの個性的なデザインを採用し、1986年の発売以来20周年を迎える、ロングセラーの250ccスクーター「フュージョン」に、夜間での視認性を向上するマルチリフレクターヘッドライトを採用し、ハンドル形状など各部のデザインを変更して、3月31日(金)より発売する。
フュージョン タイプX
今回、「フュージョン」はバックレストを装備した「フュージョン タイプX」と、リアスポイラーを装備した「フュージョン SE」の2タイプを設定。効率的な配光を可能とするマルチリフレクターヘッドライトを新採用し、夜間での視認性を向上している。デザイン面では、ハンドル形状の曲線をよりなだらか、かつ幅広くするとともに、パッセンジャーシートの前後幅を広げるなど、ライダー、パッセンジャーともに余裕ある乗車姿勢の走行を可能としている。また、リアトランク側面に新デザインの「Fusion」ロゴ、フロント・リアウインカーと「フュージョン SE」のハイマウントストップランプにクリアレンズを採用し、ミラーの取り付け位置をハンドル部に変更するなど、よりスポーティーなイメージとしている。さらに、ハンドルパイプ取り付け構造を変更し、メンテナンス性を向上させている。
カラーリングは、新色のキャンディーエクストリームオレンジ、ピュアブラック、パールシーシェルホワイト、パールモデラートベージュの計4色からの選択を可能としている。
この「フュージョン」は、ロー&ロングの車体がもたらす快適でおおらかな、新感覚デザインの250cc大型スクーターとして1986年4月に発売。大型シートやカラード液晶デジタルメーター、ウインカーオートキャンセル機能など、発売当時から先進機能を搭載し、趣味性の高い大型スクーターのジャンルを確立した。近年では、発売以来踏襲されている直線基調の個性的なデザインやゆとりのある乗車感覚、足着き性の良さなどが、20代を中心とした若者層に好評のロングセラーモデルである。
フュージョン SE
販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計
5,000台
メーカー希望小売価格
フュージョン タイプX
556,500円(消費税抜き本体価格 530,000円)
フュージョン SE
577,500円(消費税抜き本体価格 550,000円)
※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。
主要諸元
通称名 | フュージョン タイプX/フュージョン SE | |
車名・型式 | ホンダ・BA-MF02 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.265×0.805×1.095 | |
軸距(m) | 1.625 | |
最低地上高(m) | 0.145 | |
シート高(m) | 0.665 | |
車両重量(kg) | 172 | |
乾燥重量(kg) | 160 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃料消費率(km/L) | 41.0(60km/h定地走行テスト値) | |
最小回転半径(m) | 2.9 | |
エンジン型式・種類 | MF01E・水冷4ストロークOHC単気筒 | |
総排気量(cm3) | 244 | |
内径×行程(mm) | 72.0×60.0 | |
圧縮比 | 10.0 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 14[19]/7,500 | |
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) | 21[2.1]/5,000 | |
始動方式 | セルフ式 | |
キャブレター型式 | VE3FC | |
点火装置形式 | CDI式 バッテリー点火 | |
燃料タンク容量(L) | 12 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | |
変速比 | 1 速 | 2.10~0.88 |
キャスター(度)/トレール(mm) | 28°00´/90 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/100-12 67J |
後 | 120/90-10 66J | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
懸架方式 | 前 | ボトム・リンク式 |
後 | ユニット・スイング式 | |
フレーム形式 | アンダーボーン |